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第24回政策・情報学生交流会開催!
隣の女子高生 
2004.12.10.Fri / 22:23 
帰り道の電車の中。

明らかに僕の座席の隣には0.5人分くらいのスペースしかない。

しかし、彼女は割り込んで座ってきた。
「なんやこいつ。」



と思い、横顔をチラッと見る。





可もなく不可もない顔つき。


でも、他の人と唯一違う点があった。






瞳が真剣だった。

真剣な子はみんな輝いています。



10秒もしないうちに、彼女はおもむろにカバンから本を取り出し、読み始めた。






僕は少し本の内容をちら見した。





すぐになんの本か分かった。









受験英語の参考書だった。







しかも、僕が一年前に使っていた参考書と同じだった。










そうか、センター試験が1月中旬だから、あと一ヶ月か・・・。





彼女の本にはたくさんのマーカーの痕跡。




何周目だろう?




僕はその参考書を2周するので精一杯だったが、彼女の参考書は明らかに僕より上に見えた。






「ここまでこの参考書を汚している奴初めて見たよ」

と言って、励ましてあげたい。




でも、声が出ない。





言いたくて仕方なかった。








そう考えているうちに、僕の停車駅。








さよなら際に一言かけたかった。



でも、彼女はずっと英文とにらめっこ。





僕の腕と接している彼女の腕が動くのは、ページをめくるときだけ。





彼女はすでに一人の空間に入っている。









僕は思った。




去年、僕は彼女のように必死で勉強しただろうか。








そして今、僕は彼女のように必死でがんばっていると言えるだろうか。





そんな自分に対する問いが頭をよぎった。






でも今、自分がその彼女にしてあげること。



それは、






0.5人分で頑張っている彼女を少しでもラクにさせてあげること。








僕はそっと席を立ち、足早に電車を降りた。









中途半端ですが終わり。
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    常々、常識が欠けていると実感する毎日です。
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